個人名義での収益物件購入では超過累進税率から所得税は上がる一方であり、経費計上するにも限界があります。そこで今注目されているのが資産管理法人を設立してその法人名義で収益物件を購入するということ。政府の方針として、これまで法人税改革が進められてきましたが、平成27年度改正から始まり、改革2年目の平成28年度改正で、目標とされていた「法人実効税率20％台」が実現されました。よって、高所得者はもちろんのこと、今後収益物件を一定の規模まで買い進めていきたい投資家さんは初めから法人を設立したほうが節税効果は高くなります。

では、その法人を設立するにあたってどのようなポイントを抑えておくべきなのでしょうか。第一部では法人のメリットやデメリット、役員報酬や退職金積み立て、生命保険、個人から法人への名義変更等々、事前に知っておくべき法人活用のポイントを分かりやすくお伝えします。第二部では、その法人を使った投資実例やファイナンスについて、実際に法人名義で購入した場合の投資実例と節税効果とは。設立直後の法人が融資を受ける為の資金調達、各銀行の融資条件と傾向を大公開します。

第一部講師

◆スリーアローズ税理士事務所
　代表税理士　三矢　清史

年に50回以上の講演を行い、不動産投資と相続案件に精通し税理士として初めてCPMにも合格。倫理観・正義感が人一倍強く、分かりやすい解説は大変好評。日本経済新聞主催セミナーにも4年連続で講演を行っている。

第二部講師

◆株式会社シー・エフ・ネッツ副社長
　鎌倉本店・大阪支社ブロック長
　山内　真也CPM/CCIM

◆保有資格
　CCIM（認定商業不動産投資顧問）
　CPM（公認不動産経営管理士）
　2級建築士
　公認不動産コンサルティングマスター
　宅地建物取引士
　住宅ローンアドバイザー
　相続支援コンサルタント
　住環境測定士補
　賃貸住宅査定主任者
　生命保険募集人資格
　普通損害保険資格者

全国に不動産投資家を抱え、コンサルティングからファイナンスアレンジを手がける。自身も東京・横浜に一棟アパートや区分マンションを保有するオーナーであり、個人投資家としての親身なアドバイスが定評である。保有資格は10を超え、建築士としての視点もち合わせる。「プロが教える不動産投資の真実」著者