【補講】読者さんの声にお答えします!(キャッシュフローツリーマスター講座を終えて)



第1話~10話までに渡り解説して来ました「キャッシュフローツリーマスター講座」ですが、それぞれの記事に様々なコメントを頂きました。有難うございます。
コメントをつけて頂いた方ご自身が実名、顔写真公開の上、感じた事や思った事、気付きなどを残して頂いておりますので、受け手としてもリアリティに富んでいて、そのコメントに対してプロとしてお答えしたい!と、大きな動機付けを頂きました。今日はそんな一つにお答えします。




先日公開したこちらの記事「ローン返済期間は可能な限り長くする!(不動産投資基礎の「基礎」セミナーのここが見どころ・聞きどころ 第10話/10)」ですが、大変参考になるコメントを数多く頂きました。コメントを残して頂きました皆様、大変有難うございます。


先日公開したこちらの記事「ローン返済期間は可能な限り長くする!(不動産投資基礎の「基礎」セミナーのここが見どころ・聞きどころ 第10話/10)」ですが、大変参考になるコメントを数多く頂きました。コメントを残して頂きました皆様、大変有難うございます。


こちらに関しては、誤解が生じてしまうといけないので補講が必要だ!と感じました。


一般紙や住宅専門誌などには、毎回のように各有名FPさんが執筆される住宅ローン関係の記事で賑わっています。そこには「住宅ローンを借りる場合には可能な限り低金利・固定型商品を選び、無理の無い範囲で可能な限り短めに組むのがベスト!」というようなアドバイスを良く見受けます。私が配信した記事とそれらのアドバイスとでは意見相反しているように見えますが、私もそれらアドバイスには「基本的には賛成!」です。


ご注意頂きたいのは、今回配信した記事は「アパートローン」を前提としているという点です。住宅ローンは基本的にご自身の労働所得、その他の所得が返済原資となりますが、アパートローンは、不動産から上がる家賃が返済原資となります。


もっとストレートに言うと、アパートローンは元利金合わせて入居者さんが返済するローンですよね。つまり、金利が少々高くなったとしても、別にご自身が直接的に負担しているワケでは有りません。(もっともその分手取り家賃が減りますから、連動して不動産所得も下がり、間接的には負担している事にはなりますが・・・)


であるならば、収益不動産事業の安全性を考えた場合、多少金利は上がっても出来るだけ長く借りて毎月返済額を抑え、キャッシュフローを高める作戦を取った方が取りあえず事業のスタート段階としては有利と言えるのです。その際、指標として使えるものが「ローン定数計算の公式」なんですね!

★ローン定数計算の公式★

(年間返済額)÷(借り入れ金額)×(100)=(ローン定数(k%))★


・A案:年間返済額266万円 ÷ 借入額4,000万円 × 100 =(K%:6.65%
・B案:年間返済額229万円 ÷ 借入額4,000万円 × 100 =(K%:5.72%
●A案:ネット利回り6.56%の物件を6.65%の資金調達コスト負担で購入する案
●B案:ネット利回り6.56%の物件を5.72%の資金調達コスト負担で購入する案


※詳しくはこちらの記事「ローン返済期間は可能な限り長くする!(不動産投資基礎の「基礎」セミナーのここが見どころ・聞きどころ 第10話/10)」をご覧下さい!


この点が、住宅ローンアパートローンの借り方の最大の相違点と言えると思います。もっとも、最近では住宅ローン破綻も日常的に起こり始めていますので、この考え方を、住宅ローンを借りる際にも応用して取り入れる作戦も有効だとは思います!


私は、不動産投資理論を学ぶ事は、普通に住宅(自宅)を買う際にも大変役立つと思っています。不動産投資にご興味有る方に限らず、不動産に関しての金融知識を深めたい方にも、是非、下記セミナーにご参加頂けると良いと思います。ご興味有る方は是非この機会にご参加下さい!



<不動産投資基礎の「基礎」セミナー>

●日時:2012年9月22日(土)

・受付:13:00~
・講義:13:30~16:30

●場所:CFネッツ横浜本部(港南台オフィス)

・横浜市港南区港南台3-3-1 港南台214ビル509-3号室

●交通:JR根岸線「港南台」駅 徒歩2分

 http://www.cfnets.co.jp/branch/honbu/index.html

●受講料:無料

<不動産投資基礎の「基礎」セミナーの詳細はこちら!>



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