CF Net's:CFネッツ コンサルティングネットワークス トップページへ   倉橋不動産コンサル始末記 不動産投資/不動産セミナー/不動産コンサルティング
不動産コンサルタントの始末記。突然の相続対策、不動産投資の失敗への警告、不動産セミナー&ビデオ、書籍販売、不動産トラブル処理など、実務に即したコンサルティングを提供します。
[an error occurred while processing this directive]
 
[an error occurred while processing this directive]  
HOME不動産コンサルティング倉橋隆行倉橋不動産コンサル始末記>過去の倉橋レポート 2007年5月号

不動産コンサルタント 倉 橋 レ ポ ー ト 2007年5月号
         
 
オーナーズエージェント&アートアベニュー業務資本提携!

平成19年4月24日、CFネッツ・グループは、オーナーズエージェント(株)、(株)アートアベニューと資本&業務提携を行った。
4ヶ月にわたりトップ会談を繰り返し、多方面で調整をとっていたが、基本合意が成立したので、4月24日に両社社員とマスコミを招いて「キックオフ・パーティ」を開催し、周知を図ることにした。
そもそも相手方企業の代表者である藤澤雅義氏は、十数年にわたる友人であり、当社のグループ会社「月極倶楽部」の副社長を務めたり、不動産綜建研究所の創業グループであったり、また、現在「IREM−JAPAN」の前身の国際CPM協会創業のメンバーであり、信頼関係も充分ある人物だから今回の業務提携等に然程のストレスは感じていない。ただ、社員の文化は、かなり異なる所が多く、勤務体系も大きく違うため、この辺の調整はかなり必要な感じがあるがメリットとデメリットを考慮すれば、かなりの成果は期待できると踏んでいる。

まず、オーナーズエージェントという会社は社名のとおり、不動産オーナーの為のエージェントを行う会社である。現在、約100社の加盟店を擁するフランチャイザーであり、具体的には地域の加盟店にプロパティマネジメント業務や市場調査のノウハウや教育システムなどを提供したり、オペレーションセンターなどの業務を提供したりしている会社である。
また、アートアベニューは、CFネッツ・グループのCFビルマネジメントと同様に、プロパティマネジメント業務やサブリース業務などを行っており、現在、2200戸の物件を管理している会社である。
特に建築プランニングのコンサルティング等も行い、ハウスメーカーなどにも幅広くノウハウを提供している。
これら2社をグループ化して業務を行うメリットとしては、同一業務、例えば、当社でエンジンルームと呼んでいるセクション、つまり経理、会計、管理、財務、人事などの部分を統一化することによってかなりの業務改善が図れるし、また、当社の不動産投資や相続対策、セミナー開催などのノウハウを提供することによって相手方は新たな事業のノウハウを構築できるし、オーナーズエージェントの加盟店組織を活用することによって、全国展開の速度がかなり速まることになりIPO(Initial Public Offering 株式公開)構想も前倒しが図れることになる。
既に、大阪、名古屋、新潟への業務提供がスタートすることになり、今後、福岡や仙台、札幌等の候補企業も続々と現れてきている為、まずは業務提供からはじめて基盤が出来てきた所で、資本業務提携などで出店速度を速め、当社のビジネスモデルを広めてゆきたいと考えている。  
また、現在、多方面での金融機関との調整を取っており、全国展開することによって首都圏に在住の投資家の方が全国的に物件を購入できたり、首都圏以外に在住の人が首都圏の物件を購入できたりと、投資家の方がより安全に不動産投資ができる環境が整備できることになる。あわせて、地方の資産家へハイレベルな相続対策などのサービスが提供できたり、地域の不動産会社や建築会社などのネットワークを図りながら空室対策や土地有効活用等のサービスが提供できるようになる。  
また、CFネッツ・グループの管理件数が2100戸前後でありアートアベニューの管理件数2200戸を付加すれば、直接の賃貸管理件数は4300戸。これにオーナーズエージェントの加盟店管理件数7000戸を付加すれば1万戸を超える管理件数になる。これらに対応するオペレーションセンター構想では、某企業と協議を進め、さらにサービス力を強化する準備をしている。

前述の構想がすべて成就すれば、既存のFC展開のチェーンとは全く異質な企業となることは間違いがなく、従来の不動産業の概念が根底から覆る事態にもなりかねないものと考えている。さらにリーシング(賃貸仲介など)の業務なども将来的に充実してゆく可能性もあり、これらについてもFC展開が可能となる為、業務拡大もしやすくなる。現在、不動産コンサルタント会社「CFネッツ」や、マンスリーマンション運営の「月極倶楽部」のブランドがあり、これに「オーナーズエージェント」というブランドが加わり、賃貸管理についての新たなブランドを立ち上げれば、企業のカラーによってブランドを使い分けることも可能となる。  まだ、どうなるかは明確ではないが、一歩一歩、全国制覇と株式公開に向けて着実に進んでいることには、間違いがない。


Kurahasi's Report TOP
[an error occurred while processing this directive]