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不動産コンサルタントの始末記。突然の相続対策、不動産投資の失敗への警告、不動産セミナー&ビデオ、書籍販売、不動産トラブル処理など、実務に即したコンサルティングを提供します。
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HOME不動産コンサルティング倉橋隆行倉橋不動産コンサル始末記>過去の倉橋レポート 1998年1月号

       
21世紀に向け「業界人」としての「ポジション」を考える  


  昨年は、2月にアットホーム社の業者向け教育ビデオ「リアルスコープ」に出演したのを皮切りに、業界誌「不動産流通」には2度ほど出させて頂いた。

  なかでも7月号の「不動産改革に取り組む若手経営者」と題した座談会では、今後の「不動産業のあり方」や「考え方」を「セッション」し、 その時に同席させて頂いた「同世代の仲間」とともに「不動産システムの研究会」をみんなでやろう、ということになり、それぞれが「手弁当」で 「研究会」を発足させ、その後、どうせやるなら「社会性」や「業界の発展」などにも寄与して行こう、などと大それた「理想」を求めて 「渋谷」にある「アストリズム.アーチャー」内に「不動産綜建研究所」を創設することになった。

   ここでは、現状の「不動産業」「賃貸管理業」「貸家業」の問題点を分析し、それらを「OA化」することによって「サービス向上」と 「効率化」をはかる研究をしている。

現在では、おもに「賃貸管理業務」と「不動産流通業務」、そして「物件情報の広告効率」を高めるための 「インターネット」等にのせる「物件情報」を「併合」して処理できる、いままでにない「ソフトの開発」や「使用環境の整備」に集中しており 「完成度」も非常に高いものになっている。
「完成」しだい当社にも「導入」することになるが「従来のもの」とは比較にならないほど「操作性」もよく、「スピード」も速い。 これらをもって「当社」では、さらに「サービス」の向上に努めたいと考えている。

  今後は「関連業務の書式」や「情報処理技術」を整備して「各業界」に貢献したい、などと「真剣」に「大きな夢」を「全員」がもって取り組んでいる。

  今回の件は、本当に「よき仲間」とは「人伝え」に「突然」やってくるものだと、改めて「健全なひと付合い」の大切さを感じてしまった。
また昨年、(社)全国賃貸住宅経営協会」では、活動をより「活性化」させるために「神奈川連合会」を発足させ、私自身「副会長」に就任させて 頂くことになり10月には「神奈川県知事」「神奈川県警本部」とも、今後の「協力体制」について会談した。

  今後、「劣悪」な「不動産賃貸管理業者」は清算されることとなり「保証金」「敷金」の「返還義務の不履行」などにより「社会問題」にもなりかねない。
もう既に「賃料遅延」や「契約不履行」に陥っている「業者」もあり、当社にも「相談」が持ち込まれている。「不動産賃貸管理業」の場合、 現状では何ら「規制」されるものもないばかりか、「自主規制」すら存在しない。

これらについては「被害者」=「賃貸物件オーナー」なのであるから、我々(社)全国賃貸住宅経営協会」としても「安心できる管理業者」 というものを早急に「選別」してゆく必要があり、「使命」でもある。

  取りあえず「神奈川県内」では「全国賃貸管理業経営会」と協力の上、本年中には「賃貸管理業者」の「業務内容」を把握した上で 「優秀な企業」には、「格付け」や「賞の授与」なども行う予定である。
また併せて「優秀」な賃貸住宅にも「格付け」を行い、入居者にも 「アピール」できるようにしたいとも考えており、今年はこれらを「実施」しながら「全国レベル」に発展させたいなどと、こちらも「大それた」ことを考えている。

  また昨年も「講演」は相変らず、多かった。

  「リクルート社」を通じて「北海道」で「経営者セミナー」の講師を務めた他、「北九州」の「不動産成功事例交流シンポジウム」や 「東京」では「環境企画」の「実務者セミナー」の講師を2度ほどやらせて頂いた。
地元では「社)全国宅地建物取引業協会」の「神奈川東部支部」で定期講習会の講師などをやったり「港南台ミハルクラブ」で2回ほど 「地域セミナー」等もやったりした。

  「スケジュール」の都合でお断りした「セミナー」もあったが、先のような「ひと」との出逢いは、 ほとんどが「講演」のときがきっかけとなることが多く「違うエリア」に行くことはたいへん「勉強」にもなるのし、断然に仕事上の「ネットワーク」が広がる。

何だか最近は「倉橋の弟子だと自負している」などと言うひとがあちこちで現れたり、「ファンレター」が届いたり、驚いたことに 「セミナー」に何度か来られていた方が「大阪」で「関西リースティ」などという会社を始めたりと、なんとも「気恥ずかしい」限りであるが、 今年も引き続き時間が取れる範囲内で「講演活動」は続けてゆきたいと考えている。

  このほかに「日常業務」をこなし「コンサルティング」や「相続対策」等も行いながら、また「勝手気まま」な「本レポート」ではあるが何とか 書き続け、おまけに「出版」にむけた「原稿」や「雑誌社の依頼原稿」も暇を見つけては書き続け、昨年は、 本当に「体がいくつあっても足りない」状態であった。
  だいたい1年のうち「海外旅行」を除いて「350日」、1日「15時間」びっしりと動いているが、それでも1年で「5250時間」しかない。
私自身、現状の「不動産業」「貸家業」「賃貸管理業」などを「取り巻く環境」には大いに「不満」を抱いているひとりであり、 「僭越」ではあるが「変革」に向け、とにかく自分自身ができることを「片っ端」からやってみる、というのが現状の「心理状態」なのかもしれない。

「ひと」も「生物」も、そして「植物」も。
「環境」によって「ちょうどよい程度」にしか「成長」できないものである。

  どの「業界」にも言えることであるが、とりあえず私たちの「世代」で何とか「変革」を遂げ、「ひと」が「成長」できる「環境」を整え、 「21世紀」に向けて「次世代」に対し、良い状態にして「この業界」を引き継いで行かせることが「今世紀末」にいる「業界人」 「企業人」の使命ではないか、などと、これも「大それた」ことを「真剣」に考えている。

  本年も相変わらず「大それた」ことを考え、「大それた」行動をとりながら少しづつでも「前進」し、「環境」を整えながら自らも 「成長」して行きたいと考えております。


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